2011年06月27日

パナソニック



パナソニックは松下電器の商標で、ナショナルやテクニクスと並ぶ松下ブランドの一つでもあります。


パナソニックという名前は「全て」という意味の「PAN」と、「音」を意味する「SONIC」から来ており、これは松下が海外に事業を進出する際、既に旧ブランドと同じ「National」という商標が登録されていた事と、ナショナルという響きが国家主義ととられかねない為に、新たに海外ブランド用の名称が必要になったのがきっかけだといわれています。


1995年に輸出用のスピーカーブランドとして用いられたのが名称の始まりで、当初は主に対米に対する輸出ブランドとして有名でした。


現在では日本国内を除く世界各国で白物家電部門や松下の電化製品は全てこのパナソニックというブランド名で統一されており、またグローバルブランドスローガンとしては「パナソニック・アイデア・フォア・ライフ」という呼び方を導入しています。


当初、日本国内では映像や音響機器の部門にはナショナルのブランド名を使っていましたが、ヨーロッパでは商標の権利関係で使用できないこと、そして保守的なイメージの刷新を図るという戦略によって1986年からはパナソニックブランドを使っています。なお、1988年まではMSX2パソコンや自動車用のオーディオを除くAV機器にはナショナルブランドを使っていましたが、同年のカラーテレビとビデオデッキ発売を契機に、全面的にパナソニックブランドへの移行を行っています。またソニーがまだvaioシリーズでパソコン業界に進出する前までは、IBM5535などをソニーの社内で使用していたこともあるそうです。


2008年の現在の時点では、松下電器製品を初め、電子機器、制御機器、カーナビや盗難防止装置などの自動車用デバイス、通信デバイスなどにも全てパナソニックの商標が使用されています。また1960年代から1970年代にかけては国内で販売されていたトランジスタラジオに「ナショナルパナソニック」の商標が用いられ、同様に「ナショナルテクニクス」などというようにブランド名を併記する場合もあったようです。


またパナソニックの母体である松下電器は知財活動も盛んで、米国の特許出願件数はIBMに続き、キヤノンなどと常に二番手を争うほど活発です。


現在では薄型テレビやデジカメ、DVDレコーダーなどのいわゆる「新三種の神器」の普及に力を入れています。


かつては他社で好評だった技術をすぐに自社製品化して対抗するところから「真似した電器」と揶揄されることもありましたが、現在は独自の技術を中心とする経営方針に切り替えています。


ラベル:パナソニック
posted by 智恵蔵 at 10:08| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。