2011年07月26日

ファイナルファンタジー



ファイナルファンタジーは、スクウェア・エニックスから発売されているゲームシリーズです。


もはや国内・海外ともに説明の必要のないほど有名な作品群ではありますが、その名前には意外な由来があります。


実はファイナルファンタジーシリーズの「ファイナル」というのは、それまでのスクウェアの業績が芳しくなく、スタッフの間でも恐らく最期の作品になるだろう、という自嘲から来ていたのです。


しかしその予想に反してファイナルファンタジーは大ヒット。勢いは衰えずスクウェアを代表する看板シリーズとして次々とリリースされていくことになります。「最後」と名づけられたものが、以降に続くムーブメントの「始まり」になった、というのは中々面白いと思いませんか?


一般的にファイナルファンタジーは「FF」と略されますが、スーパーファミコン時代には「ファイファン」と略すのが主流で、呼び方でちょっとしたシンパシーを感じることもあったりました。


実際、これは同時期にカプコンから出ていた「ファイナルファイト」と略称がかぶってしまうためにそう呼んでいたのですが、一説にはドラゴンクエストが「ドラクエ」という片仮名四文字の通称だったため、差別化を図る目的でスクウェアが「FF」という略称を浸透させた、という見方もあります。


日本のゲーム市場においては、スーファミ黄金時代をドラクエシリーズとともに競り合った大型タイトルという認識が根強いです。


このドラクエとファイナルファンタジーの双璧時代というのは丁度家庭用据え置きゲーム機の過渡期にあたり、ハード性能の向上にあいまってRPGというジャンルの一つの到達点を築き上げた絶頂期でもあります。


やがてこのSFC黄金時代が終わり、ハードがさらに次世代に移ると、これらのノウハウや技術論に追随する形で数多くの傑作ゲームが生まれていきます。


またゲームのハードが、ファイナルファンタジーなどの人気ソフトの発売と同時に普及し、市場を活気付かせるという方法論が出来たのもこの頃。以降、ハードの業界ではいかに表現技術を向上させ、人気ソフトをおさえるか、ということが成功の命題になりました。


また、ゲーム内の表現においては常に革新的な技術を導入することでゲーム市場全体に大きな影響を与えるのもファイナルファンタジーシリーズの大きな特徴です。ムービーなど、各作品の表現技術は開発当時の制先端を誇っており、その映像表現は多くのユーザーや開発者を驚かせて着ました。


posted by 智恵蔵 at 10:55| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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