2011年09月19日

ボクシング



ボクシングは、スポーツとしては最も古い格闘技として行なわれていたスポーツですが、近代ボクシングになって、より高度なテクニックを駆使するスポーツに進化してきました。リアルファイトと言う意味では、格闘技系の興業でボクシングに勝るものはないでしょう。それだけ格闘技として確立されたものであり、日本でも世界でも人気が高く、レスリングや柔道とともに格闘技系のスポーツとしてオリンピックに採用されている数少ないスポーツです。


しかし打撃系の格闘技だけあって、プロのボクシングでは、試合中の死亡事故も多く、ルールも以前に比べて、ラウンド数やレフリーやドクターストップを厳しく採用されるようになり、ボクシング選手の安全が図られるようになっています。


ボクシングの歴史は、黒人運動の歴史でもあり、モハメド・アリなどのスーパースターを生み出してきましたが、彼もパンチドランカーになっているように、彼のライバルであった、ジョンフレーザーなども障害に苦しんでいます。


日本でも日本で始めて世界チャンピョンになった白井義男や3階級制覇に挑んだファイティング原田、伝説のチャンピョンの、ビセンテ・サルディバルや、ベン・ビラフロアに勝った柴田国明など、そうそうたるチャンピョンがかってはいましたが、今のボクシング界の現状は、アマチュアに毛の生えたような実力しかない亀田兄弟が話題になる程度のお寂しいもので、同じ世界チャンピョンと言っても、チャンピョンと言うのが差し控えられるような、惨憺たる状態です。


日本が裕福になり、ハングリーなスポーツであるボクシングに、チャンピョンとなる人材がいなくなったと言う事は無理からぬ事ですが、それを無理やり実力のないタイのボクシング選手をつれてきて、マッチメイクをさせて、世界チャンピョンにしてしまう傾向は、個々10,20年続いています。


背景にはテレビ局のチャンピョン戦のマッチメーキングがあり、視聴率を稼ごうと無理やり世界チャンピョンを作ってしまうものです。過去の名チャンピョンは、相手のホームでチャンピョンタイトルを奪い取ってくるのが普通で、日本国内でチャンピョンを呼んできて世界戦を行なうなど考えられない事でした。


そうした視聴率重視のボクシング業界の傾向が、日本おボクシング低落の傾向を一層拍車をかける形になっています。かってのベン・ビラフロアと柴田国明の対戦は、まさに芸術的なボクシングであり、スローモ−ションにしてもパンチが見えないベン・ビラフロアのショートパンチと、それをかわす柴田国明の縦のウエービングは、今のボクシングとは次元の違うスーパーテクニックでした。


ラベル:ボクシング
posted by 智恵蔵 at 11:28| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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