2011年08月30日

フレンチブルドッグ



フレンチブルドッグは、そのルーツはイギリスのブルドッグですが、イギリスの繊維職人が、フランスのリヨンに移住する際に一緒に持ち込まれたといわれています。フレンチブルドッグに限らず、ブルドッグは牛と戦わせる闘犬として改良された犬種ですが、動物愛護の運動が起こって、闘犬禁止法令によって闘犬が廃止され、徐々にブルドッグも家庭の番犬として改良されていきましたが、フレンチブルドッグは、イギリスのブルドッグより小型で19世紀後半から20世紀初頭にはフランスで人気のある犬種としもてはやされました。


フレンチブルドッグは、イギリスのブルドッグに小型犬のパグやテリアなどと掛け合わされて作出されたとされていますが、20世紀初頭にはアメリカに輸入されアメリカでも、ケンネルクラブが設立されており、近年人気が高まっていますが、遺伝的な欠陥として、股関節の形成不全や呼吸器官の障害など、問題の多い犬種と言えます。


フレンチブルドッグも一時絶滅の危機に瀕したこともありましたが、熱心なブリーダーたちによって繁殖され、犬種として守られてきましたが、その過程で現在のようなスタイルに改良されていったと言えます。その小柄な体形ににあわぬパワーの持ち主で、初めてフレンチブルドッグを購入しようとするならば、メス犬をお勧めします。オス犬のフレンチブルドッグは、小型犬ではなく、中型犬として見たほうが良いくらい、パワフルな犬種で、パグとは比べものなりません。


躾をきちんとしないと、吠え癖や噛み癖がつきやすく、注意が必要です。運動も中型犬並に行なう必要がありますし、呼吸器系が弱いので、夏場はクーラーなど空調が効いた部屋で飼育必要がある反面、寒さにも弱く、意外と体温調整が難しい犬種です。体形的に言っても、フレンチブルドッグのブリーディングは難産が多く、大変です。


フレンチブルドッグの性格は、パワフルで悪戯好きですが、明るい性格ですが、食欲は旺盛で肥満になりやすく、太ってしまうといろいろ病気にかかり易いところは、人間と変わりません。


フレンチブルドッグも、パグ同様コティッシュな表情から、中小型犬の中では人気の高い犬種と言えますが、改善されたとは言え、中には闘犬の性格が強い子もいますから注意が必要ですが、成犬になる前にキチンと服従訓練をしておけば、問題はありません。何より犬としての自覚を持たせ、人間扱いしないことです。肥満が心配なフレンチブルドッグには、人間の食べ物は絶対に上げないで、良質なドッグフードを上げてください。


posted by 智恵蔵 at 10:34| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月29日

ブルガリ



ブルガリのブランドとしての歴史は、1884年ソティリオ・ブルガリがローマでブランドを立ち上げた頃から始まりますが、そのルーツはギリシャに遡ります。もともとブルガリの一族はギリシャに住んでいて、銀を使った宝飾技術に長けた家系でした。


当時の宝飾は、王侯貴族が顧客であり、今のよな一般庶民が手に出来るようなものではなく、ブルガリも王侯貴族などの富裕層を相手に宝飾の仕事をしていましたが、ソティリオ・ブルガリはブルガリ一族の中でも最高の技術者として、その名前はヨーロッパの宝飾界では有名でした。


そのブルガリが今のような高級宝飾ブランドとして有名になるのは、第二次世界大戦後のことですが、敗戦国のイタリアの中で、家内工業的なブルガリが世界的なブランドへ発展するには、イタリアの復興を待たなければなりませんでした。イタリアの産業は、近代的な工業と言うより、伝統的なハンドメイドクラフトと、卓越したデザインが特徴と言えますが、その意味では、北欧家具などと似た特徴と言えますが、はるかに歴史は古くハンドメイドの技術的なレベルは、他国の追随を許すものではありません。


その特徴を生かして、イタリアの復興に貢献したのがイタリアのブランド戦略でしたが、ブルガリもそれらのブランドのひとつと言えます。グッチやマックスマーラ、カステルロマーノなどブルガリだけでなく魅力的なブランドが揃っていますが、他のブランドがレザー製品やバッグなどのブランドであったのに対して、ブルガリのような宝飾ブランドは稀有な存在で、ヨーロッパでも宝飾を専門にしてブルガリと伍するのは、カルティエぐらいで、アメリカではティファニーぐらいで、意外と宝飾のブランドは限定されます。


もちろんいろいろなブランドからアクセサリーは発表されますが、ブルガリやカルティエ、ティファニーのアイテムとは、レベルがちがいます。この三つのブランドに共通している事は、シルバーの宝飾を得意としている点ですが、市民社会に宝飾品として普及したモノが、ゴールドではなくシルバーだった事と無縁ではないでしょう。


ブルガリのブランドの特徴は、宝飾品とともに、時計ですが、ブルガリの時計は、時計のカテゴリーに属さず、宝飾品として取り扱われています。この辺がブルガリの特徴と言えますが、カルティエでもライターが有名なように、ブルガリの時計は、宝飾品としてのデザインが特徴ですが、機能面でもしっかりした機械式のムーブメントが奢られたもので、最近では機能美を凝らした近代的なフォルムに、それとなく宝飾技術が施されたモデルが人気です。


ラベル:ブルガリ
posted by 智恵蔵 at 11:40| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月24日

プリクラ



プリクラは正式には「プリント倶楽部」と言いますが、街や駅の構内などでよく見かける証明写真などを撮影するための自動撮影機を応用した撮影機ですが、1995年ゲームソフト開発で有名な株式会社アトラスと業務用ゲーム機の大手の株式会社セガとの共同開発で作られた機械で、一大ブートなりました。


ゲームセンターに集まる中学生や高校生、特に女の子の間で人気になり、独自のコミュニティツールとして、大人をも巻き込んだ社会的ブームとなりました。実際には友達である証明として、一緒にプリクラを取ると言った風潮が起こって、女子学生の定期入れや携帯電話にプリクラのシールが貼られていましたが、プリクラ全盛の頃は女子学生だけでなく、いい年のおっさんも携帯にプリクラを貼る始末で、女子学生がトレンドの火付け役となった最も典型的なケースと言えました。


プリクラは今でもゲームセンターに設置され、ゲームセンターの定番機器と言えますが、自動撮影機に独自のデザインのフレームやデコレートのテンプレートが選べて、その上に撮影された顔写真を貼り付けて、シールなどにするだけの機械ですが、単純と言えばそれまでですが、受験勉強などでお互いのコミュニケーションが取りずらい学生の間で、プリクラが流行った事は、単なるブームと言い捨てることの出来ない、現代社会が持つ根の深い問題があると言えます。


ゲームセンターが学生の溜り場になっていることで、ゲームセンターが独自のコミュニティの場となっていますが、そのコミュニティの世界ではお互いの意思の疎通を図る手段としては、携帯電話によるメールとプリクラが使われていました。


プリクラを一緒に撮ることは、友達である証であり、コミュニティの一員である証ですが、同時にプリクラを一緒に撮れれない場合は、そうしたゲームセンターのコミュニティからも疎外される事になります。一時期異様とも言える女学生のプリクラ収集の傾向は、彼女達の疎外感に対する恐怖感がなせる業とも言えました。


そうした子供達の実情を知ってか知らずか、大人たちが女学生のプリクラブームの真似をするあたりは、今の日本社会のピーターパン症候群的な、未成熟さがあると言えます。プリクラのブームの意味するところは、まさに疎外感に恐怖する子供達の悲痛な叫びと言えるもので、プリクラのような形でしか、お互いの友情を確かめる事の出来ない人間関係は、脆くて危ういとしか言えないものですが、今でもプリクラが残っていると言う事は、その問題が一向に改善されていない事を意味しています。


posted by 智恵蔵 at 11:32| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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